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【がん】自分のガンで、ガンを治療するという新療法

この土日(11/10-11)は、

がんの最新治療に関する新しい学会

 

「日本先制臨床医学会」

 

https://jspcm.org/

 

に参加してきました。

 

 

もう、大興奮!

 

 

私は、標準治療の学会も含め、

いろいろ話を聞いていますが、

 

この学会は、聞いたことのない

新しい治療法や検査法が

どんどん登場してくるので、驚かされます。

 

 

仕入れた情報は、姉妹メルマガの

 

「がん経済新聞」

 

で適宜紹介していきますので、

下記、ご登録ください。

 

https://a07.hm-f.jp/index.php?action=R1&a=787&g=4&f=7

 

 

 

で、今回、特に、

 

「すごい!」と思ったのは、

 

「自家がんワクチン」です。

 

http://cell-medicine.com/

 

 

 

自家製みそ とか、

 

自家製ベーコンとかを

 

作る人はいますが、

 

 

自家製「がんワクチン」とは?

 

 

 

 

この「自家がんワクチン」を提供している

 

セルメディシンという会社の

大野社長という方は、

 

元・理化学研究所の方ですが、

 

 

発表のタイトルは、

 

「切ったガンは捨てるな!」

 

です。

 

 

 

うーん、意味分かりませんね。

 

 

 

簡単に言うと、

 

自分の身体から切った「がん」の肉片から、

 

がんを治療するワクチンを作製し、

また、自分に注射する。

 

というものです。

 

 

「えー、大丈夫?」

 

という気もしますが、

 

毒を持って、毒を制す。

 

 

天然痘のワクチンは、

牛の天然痘から作られましたが、

 

それを注射することで、

天然痘に対する「抗体」ができる

という「免疫」システムを思えば、

 

 

自分のがん細胞から作られる

「自家がんワクチン」の方が、

安全なような気もします。

 

 

がん細胞とは言え、

元は、自分の身体の一部ですから。

 

 

しかも、自分のがん細胞は、

ホルマリン漬けになった、

何年も前の肉片でもOKなんだそうです。

 

 

どういう仕組みなんでしょうね?

 

 

 

「自家がんワクチン」の効果ですが、

 

 

肝臓がん、脳腫瘍での

大幅な生存期間延長が報告されていますが、

 

 

実際に治療に使った

国内の多くのクリニックで、

 

末期も末期、

再発の再発の患者さんが、

 

劇的に回復したという症例が

多数発表されました。

 

 

オプジーボも、びっくりの好成績!

 

しかも、自分の身体の細胞ですから、

副作用少なくて、安い!

 

http://cell-medicine.com/cases/

 

 

 

自分のがんで、自分のがんを

攻撃する免疫力を得るのです。

 

なんだか、不思議ですね。

 

 

こんな話も、本庶佑先生が、

がん免疫療法を発明するまでは、

 

「うそ、インチキ」

 

「絶対、怪しい」

 

と言われていた世界です。

 

 

 

さらに面白いのは、ここから、

 

 

このすごい治療法

 

「自家がんワクチン」

 

の最大の問題点は、

 

 

そもそも、自分の「がん」がないと

ワクチンが作れないことです。

 

 

なので、当たり前ですが、

 

健常な人は、ワクチンを作れません。

(残念)

 

 

すでに、がんになった人は、

自分の「がん」を手術した病院から、

「がん」の肉片を提供してもらうのですが、

 

 

 

ほとんど、拒否されるそうです。

 

 

 

標準治療しかしていない病院としては、

 

「そんないかがわしい治療法に、

 大切な標本を提供したくない」

 

と思っているらしく、

 

 

ほぼ、提供してくれないようです。

 

 

切った「がん」の肉片は、

 

患者の物か?

 

病院の物か?

 

 

 

今後、この辺がポイントになってきそうですね。

 

法律家として、かなり興味があるので、

今後、研究していきたいと思ってます。