さて、この週末は、名古屋で開催された
「日本統合医療学会 第4回愛知県支部例会」
に参加してきました。
医師を中心に、
最新の「がん治療」が発表され、
目からウロコがたくさん落ちました。
そんな中から、いくつか、
ウロコ落ちの話題をピックアップします。
https://www.cancer-news.biz/
1、初代・厚労大臣の坂口力先生が、
抗がん剤による患者免疫力低下の問題点を指摘。
医師でもあり、現在、
東京医科大学の特認教授でもある坂口先生は、
「抗がん剤を使用することで、
がんで死ぬ患者は20%以下なのに、
がん以外の感染症で亡くなる患者が80%以上いる。
これで、「がんを治した」と言えるのか?
なんのための、抗がん剤か分からない。
抗がん剤によって免疫力が極端に
落ちてしまっているからではないか?
オプジーボなどの免疫療法をしても、
最初の抗がん剤で免疫細胞が弱っていると、
がん細胞への攻撃力は高まらないではないか?」
と発表していました。
オプジーボの件は、
私もずーっと、そうなんじゃないかな?
と思っていた内容です。
オプジーボを投与したある患者さんが、
あっという間に、認知症になってしまった
という事例があります。
ヨロヨレのT細胞が、がん攻撃に回ってしまい、
他の機能不全を起こしていたからでは?
と憶測しています。
2、オプジーボなどの免疫治療と
水素ガス吸入、ハイパーサーミア、
Co-Q10などを併用すると効果が高まる
熊本県・玉名地域保健医療センター院長、
赤木純児先生は、末期がんの治療において、
オプジーボなどの
免疫治療薬の単独投与に比べ、
水素ガス吸入、ハイパーサーミア、
還元型コエンザイムQ10などを併用すると、
効きがよくなると発表していました。
まさに、統合医療!
これらの治療法は、
ミトコンドリアを活性化するので、
それによって、
T細胞の免疫力が高まるからではないか?
とのこと。
なので、先の、
坂口先生の懸念を解消するには、
オプジーボ使用時に、ミトコンドリア活性
のある治療を併用すれば、良さそうに思えます。
時代は、ミトちゃん!
3、2019年春、WHOが大麻の全面解禁の可能性大
大麻由来のCBDオイルは、がんの疼痛緩和効果
日本臨床カンナビノイド学会 理事長でもある
沖縄の医師・新垣実先生は、
アメリカ、カナダで解禁され話題となっている
大麻に関し、来年春に、WHOがその規制リスト
から外す可能性が高いと説明。
大麻成分THC/CBDを含む「EPIDOIREX」はすでに、
今年6/25にFDAで医薬品として承認されている。
CBDは、がんの疼痛緩和があることや、
皮膚疾患が劇的に改善した症例も報告されました。
新垣先生ご自身は、年3回、1週間の断食で、
糖尿病をコントロールしているとか!
すごい!
以上、「日本統合医療学会」の速報でした。